アメリカの砂糖の種類と実際に使っている砂糖について

びば

Hello Hello ニューヨーク駐在妻のびばです!

スーパーに行くと、色々な種類の砂糖が置いてありますよね。

調べよう調べようと思いつつ後回しにしていたので、

意を決して調べてみました!

ということで、今回は

  • アメリカで売っている砂糖の種類
  • 我が家でよく使っているお砂糖

についてお話していきます。

アメリカで使っている調味料のまとめ記事についてもぜひご参照ください!

目次

砂糖の種類をざっとご紹介

3つの製法と2つの原材料で分類される

3つの製法

精製度により分けられます。

精製度が低いほど、糖蜜の味が強くなります。

糖蜜は、色が濃く、濃厚かつ苦味を持つそうです。

  • 精製糖(Refined Sugar)

不純物を徹底的に取り除き、糖蜜と結晶を分けて、純粋な砂糖の結晶のみを取り出した砂糖。

純粋・ストレートな甘み、淡泊な味が特徴。

  • 粗製糖(Raw Sugar)

必要最低限の精製しか行われていない砂糖。

コクがあり、独特な風味がある。

  • 含蜜糖・未製糖(Unrefined Sugar)

ミネラルなどを豊富に含む糖蜜を結晶と分けずに作る。糖蜜を含む砂糖。

コクがあり、やさしい甘さが特徴。

2つの原材料

米国では、砂糖の 55 ~ 60 %がテンサイから作られ、残りはサトウキビから作られるようです。

  • Sugar cane(サトウキビ)
  • Sugar beets(テンサイ)

砂糖の種類

  • Granulated Sugar
    • 精製糖(Refined Sugar)
    • sugarcane(サトウキビ)もしくはsugar beets(テンサイ)から作られる
    • 日本でいうグラニュー糖。
    • 海外では、一般的な砂糖。
    • White Sugar, Table Sugarともいわれる
    • 味にクセがなく、溶けやすい
    • お菓子・料理等マルチに使われる
  • Caster Sugar
    • 精製糖(Refined Sugar)
    • superfine granulated sugarともいわれる。
    • 日本でいう上白糖に近い。
    • 粒子がより細かく、より溶けやすい。
    • メレンゲやホイップクリーム等によい
  • Powdered Sugar/ Confectioner’s Sugar
    • 精製糖(Refined Sugar)
    • 日本でいう粉砂糖。
    • Icing Sugarともいわれる
    • コンスターチが含まれていることが多い
    • アイシング・フロスティング等に使われる
  • Non-melting topping sugar
    • Powder Sugarの溶けない版
    • 日本でいう泣かない粉砂糖

私が見つけたのはこちらのみ…↓

King ArthurのSnow White Non-Melting Topping Sugar

  • Brown Sugar
    • グラニュー糖に蜜糖を加えたもの。
    • いわゆる黒糖とは別なので注意。
    • このうち、含まれる蜜糖の量によりLight Brown SugarとDark Brown Sugarに分類される
    • 味に深みや風味を出したり、ソフトなテクスチャーにする
    • 焼き菓子や料理(ソース、マリネ、ベーコンの甘味付け等)に使われる
  • Cane Sugar
    • 特に、原材料がサトウキビ(sugar cane)のみとなっている砂糖のこと。
    • 製造プロセスによりRefined, Raw, Unrefinedに分けられる
    • Cane Sugarとかかれているのが目印

左から、精製(Refined), 粗製(Raw),含蜜糖/未製糖(Unrefined)

  • Muscovado sugar
    • 含蜜糖/未製糖 (Unrefined sugar)
    • サトウキビ(Sugar cane)から作られる
    • サトウキビが持つ風味や栄養が残っている
    • 黒糖に近い。
    • こげ茶色、粗め、水分を多く含むためしっとりとした触感、キャラメルのような風味を持つ
    • ブラウニーやクッキー等チョコレートの焼き菓子との相性抜群、ジンジャーブレッド等の濃いめの味のスイーツやキャラメルアイス等にも適する
    • コーヒーや紅茶にも。
    • 料理にも使われる。バーベキューソースやお肉のマリネ等。
    • Darkの方が一般的。
  • Demerara sugar
    • 粗製糖(Raw sugar)
    • ”Raw”とはいっても精製はされている。結晶化の回数が精製糖(グラニュー糖等)よりも少ないだけ。
    • サトウキビ(Sugar cane)から作られる
    • 薄茶色、カリカリした触感。より粒が粗く、溶けにくい。
    • Muscovado Sugarよりドライな触感
    • 焼き菓子等のFinishing Sugar(トッピング)として使われる
    • グラニュー糖の代用にはならない
  • Turbinado sugar
    • 粗製糖(Raw sugar)
    • サトウキビ(Sugar cane)から作られる
    • Demerara sugarに似ていて、薄茶色、粒が粗く、糖蜜のような風味がある。
    • Demerara sugarよりも、きめが細かく、ドライで、糖蜜の味が薄い。
    • マフィン、クッキーなどの焼き菓子のFinishing Sugar(トッピング)として使われる

ほかにも、角砂糖(Sugar Cube)などなどあります☺

我が家でよく使っている砂糖

では、実際にどれをなにに使っているのか?について、ご参考まで、ご紹介したいと思います。

お菓子用

  • グラニュー糖

個人的にはこちらの方が上質&きめが細かくてよく溶けるので、好みです↓

  • 粉砂糖

King Authurの snow white non-melting topping sugar(泣かない粉砂糖)も欲しいなあと思いつつまだ購入していません。

●料理用

日本から持参した砂糖が切れそうだったので、こちらを買いました。

が、本当は、黒糖チックなお砂糖が欲しかった…汗

次は、Muscovado Sugarを試してみようと思っています。

まとめ

以上、アメリカのスーパーに売っている砂糖の種類を調べてみました!

  • 3つの製法(Refined, Raw, Unrefined)と2つの原材料(テンサイ、サトウキビ)で分類される
  • 砂糖の種類は色々!製法による特徴によって、使い分けができそう

ということが分かりました。

我が家で使っている砂糖については、

また別のお砂糖を試したら使用感をアップデートしたいと思います☺

アメリカで使っている調味料のまとめ記事についてもぜひご参照ください!

びば

砂糖選びの参考になりますように!

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