ニューヨークに来て感じた、ニューヨークと東京の違い(仕事編)

びば

Hello Hello ニューヨーク駐在妻のびばです!

今回は、ニューヨークにきて感じた、東京との違い(ざっくり)について、お話していきたいと思います。

アメリカと日本の違い、としたかったのですが、アメリカについてはニューヨーク、日本については東京以外の他の地域での居住経験がないため、ニューヨークと東京の比較、というタイトルにしました。

生活編と仕事編に分けてお届けします。

今回は、仕事編です!

※尚、本記事の内容はアメリカにあるすべての企業に当てはまるものではございません。
 1企業に勤める1ビジネスマンの体験談として、お読みいただけたらと思います。

目次

オンオフがしっかりしている

具体的には、基本は平日の定時以外は仕事しない、残業ありきではない、ということです。

特に金曜日は、仕事を終えたら退勤してしまうので、金曜日の夜にメールを送っても、月曜日まで返ってこないことが多いです。

また定時まではしっかり働いて、定時以外の時間(休日)は家族・友達や趣味の時間にしている傾向にあると感じます。仕事終わりにバー(日本でいう飲み会)に行っても、軽く1時間くらいでさっと帰って自分の時間を大事にする方が多い印象を持っています。

少し話はそれますが、休暇も取りやすく、在宅勤務もしやすい環境(自分の仕事をしっかりやっていればOK)です。

スピーディー

前述した内容と関連すると思うのですが、スピーディーに仕事をこなす→から→定時に帰ることができるし、定時に帰りたいからこそ⇔スピーディに仕事をこなしている、のだと思います。

スピーディーというのは、「意思決定の速さ」と「目的に向かって最短距離で進む」という2つに分解できると思っています。

意思決定の速さ

一例ですが、会議で一度話し合って合意したものについては、後から決定を覆す(変更する)ことは難しいです(よほどのことがない限り、後で二度三度話し合いを重ね、方向修正をするということはないです)。

「会議の場で決めたことに従う」という考え方が根底になるので、後から方向修正しようとした場合、

「なぜ会議の場で発言しなかったのか?」
「なんのために会議をやったのか?」等々

現地の方からみると方向修正しようとすること自体、疑問に思うことが多いようです。

そして、承認のプロセスとしては、承認者である課長・次長・部長がそろった会議で、一度に承認を得て前に進めます。①課長→②次長→➂部長のように、ステップを踏みつつ承認を得るための説明を3度行う、というようなことはないように感じます。

目的に向かって最短距離で進む

前の例とも繋がりますが、「会議は意思決定をするための場」という共通の認識があるように感じます。

参加者一人一人が、その認識を持っているイメージです。

なので、会議中に、議題があちこちに飛ぶがために、議論の時間が無くなり、結論に達しないということがないです。

会議を効率的に遂行するために、会議の議論の場を乱す者は次から会議に呼ばれなくなる、ということが日常的に起こります。

また、資料等の成果物を作成する際も、時間を決めて(分単位のスケジュール等)着実に作り上げます。

この資料の作成は明日に先延ばしにしよう等という状況を防ぎます。

結果重視(定量的な評価)

プロセスは見ずに、最終的になにを成し遂げたのか?に着目します。

営業職以外の職種(例えば、企画職などの事務系)であっても、数値化して、評価します。

なんとなくできた、とか、成果はだせなかったけど頑張った、といった曖昧な評価ではなく、

例えば

・プロジェクトをどれだけこなしたか(プロジェクトをスタートさせた数、プロジェクトを終わらせた数等)

・成果物をどれだけ提出したか(クオリティや数)

・主体性やリーダーシップを持って仕事に取り組んだか(どんな役職の人をどれだけの数巻き込んでプロジェクトを遂行したか)

等の数字をもとに評価されます。

そうした数字を標準化して管理するスタッフがいるので、誤魔化しがききません、、、

まとめ

以上、ニューヨークに来て感じた仕事面での東京との違いでした。

ニューヨークには欧米系・アジア系・ラテンアメリカ系等々、様々なバックグラウンドを持った方が働いていることもあり、記事で紹介したような働き方の特徴があるのかな、とも感じています。

日本企業も、こういったカルチャーを、少しでも取り入れると、生産性の改善を図れる気がしますし、
それにより、また違った生活が送れるのではないかなと思います。

びば

本日もお読みいただきありがとうございました。

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