【ワシントンDC】観光ガイド|絶対行きたいおすすめスポットまとめ

びば

Hello Hello ニューヨーク駐在妻です!

先日ワシントンDCに行ってきました!

NYからだとAmtrackで約3時間です。

実際に行ったおすすめ観光スポットについてまとめてみたので、いかれる際はぜひご参考ください!

グルメについてはこちら!

目次

ワシントンDC全体マップ

以下で、エリアA/B/Cに分けて観光スポットをお話していきます。

ワシントン観光(博物館・美術館編)

ワシントンDCにある博物館はなんと、入場料無料です!

なぜなのか理由が気になったので、調べてみました。主に2つの理由です。

  • ワシントンDCにある多くの美術館・博物館は、スミソニアン協会が運営していて、「公共の利益のために無料で公開する」ことが基本方針
  • スミソニアンはアメリカ合衆国議会(税金)からの予算で運営されていて、国民の税金で運営しているからこそ誰でも無料で利用できるようにしている

とのことでした。

博物館は主に上記地図のエリアAあたりに集まっています。

博物館・美術館に番号、それ以外にアルファベットをふりました

National Gallery of Art(①)

正門ではなかったみたいです

こちらの美術館はスミソニアンによって運営されているものではないのですが、入場料は無料です。予約も不要!

アメリカを代表する美術館のひとつで、ルネサンスから現代美術まで、幅広い作品が楽しめます。

西館・東館・彫刻公園で構成されています。

  • 西館…ルネサンスから19世紀のヨーロッパ絵画と彫刻を中心に展示。
  • 東館…現代アートと抽象美術を中心に展示。
  • 彫刻公園…ロダンの「考える人」など。

以下でざっくりと見どころを紹介していきます。写真は自分が好きな雰囲気の絵がメインになってます。

西館

  • ダ・ヴィンチ「ジネーヴラ・デ・ベンチの肖像」

15世紀のフィレンツェ貴族ジネーヴラ・デ・ベンチを描いた肖像画です。

ダ・ヴィンチの作品で、一人の女性を描いた肖像画は4点しか残っておらず、そのうちの1点です。

また、ヨーロッパ以外で見られる唯一のダ・ヴィンチの作品だそう。

  • フェルメール「天秤を持つ女」「赤い帽子の女」「フルートを持つ女」「手紙を書く女」
手紙を書く女

フェルメールの作品が全米最多の4点所蔵されています。

  • 印象派コレクション
    • モネ「散歩、日傘をさす女性」「ベトゥイユの画家の庭」など
    • ルノワール「ポン・ヌフ、パリ」「じょうろを持つ少女」など
    • ゴッホ「自画像」「薔薇」など
    • セザンヌ「『レヴェヌマン』紙を読む画家の父」など
    • ドガ「14歳の小さな踊り子」など
モネ「ベトゥイユの画家の庭」
モネ「ルーアンの大聖堂」(連作)
モネ「ウォータールー橋」(橋が霧につつまれる様子)
ルノワール「猫を抱く女性」
ルノワール「フープを持つ少女 」

ルノワールの作品のやわらかい雰囲気が好きです。

ゴッホ「薔薇」
ゴッホ「オーヴェールの緑の麦畑」
ゴッホ「ルーラン家の赤ちゃん」…(かわいい)
ワシントンの肖像画
リンカーンの肖像画
  • アメリカ美術
    • ウィンスロー・ホーマー、メアリー・カサット、ホッパーなど。
  • ルネサンス〜バロックの巨匠たち
    • ラファエロ、ボッティチェリ、レンブラント、ルーベンス、カラヴァッジョなど。
ラファエロ「アルバの聖母」

東館

ピカソ、マティス、モンドリアン、ジャクソン・ポロック、アンディ・ウォーホルなど20世紀以降の作品が所蔵されています。

マティス「開いた窓」
ジョージ・ベローズ「ニューヨーク」
東館をでると!

14時~17時までの3時間滞在しました。結構広くて、ゆっくり見ていると回り切れないので、ざっと(猛スピードで笑)回りつつ、有名な作品を見て、回り切れなかったところは別日の隙間時間で回る、というイメージでいきました。

Smithsonian National Museum of American History(➁)

アメリカ合衆国の歴史と文化を総合的に紹介する博物館です。初代大統領ジョージ・ワシントンの軍服や初代星条旗を展示しています。

展示はテーマ別・時代ごとに並んでいます。

見どころをざっくりと紹介します!

  • The American Presidency(アメリカ大統領の歴史)

アメリカ大統領の役割と歴史を探る展示です。歴代大統領の遺品や関連資料を通じて、アメリカ政治の歴史を学べます。

1865年4月14日、リンカーンが暗殺された夜(フォード劇場)にも身につけていたといわれているリンカーンの帽子も展示されています。

大統領の歴史は個人的に一番興味深い展示でした!

  • The Price of Freedom(自由の代償)

アメリカのフレンチ・インディアン戦争から現在まで、軍事紛争を通じて“自由”がどれほどの犠牲を伴ってきたかを、政治・社会・文化・技術革新・個人の生活への影響という視点から総合的に見せる展示です。

日本を含む戦争の歴史に関しても展示されていました。

  • The Star-Spangled Banner(星条旗)
入口

1812年戦争(米英戦争)の ボルティモアの戦いで、アメリカ軍が勝利したときに星条旗要塞(Fort McHenry)の上に掲げられていた実物が展示されています。

それを見たフランシス・スコット・キーが「星条旗」の歌詞を思いつき、アメリカの国歌となったそうです。

撮影禁止でした(管理上フラッシュの光を避けるためだと思われます)

  • Dorothy’s Ruby Slippers(ドロシーのルビーの靴)

映画「オズの魔法使い」でドロシーがはいていたルビーの靴です。

Entertainment Nationという展示の中にあります。

  • The First Ladies(ファーストレディ)

女性に大人気の展示、ファーストレディのドレスコレクションの展示があります。

他、元ボクシングヘビー級世界王者、モハメド・アリのグローブや初代アップル製品なども展示されています。

私たちはざっと1時間くらいで回りました。大統領の歴史のところで時間をつかいすぎて(動画に見入ってしまった笑)回り切れなかった展示もあります。

アメリカの歴史を知るうえで興味深い博物館でした。アメリカにいる間にしか見られないものに触れる貴重な機会でした。

National Portrait Gallery(➂)

アメリカの歴史的人物の肖像画を専門に展示する美術館。

45名の歴代大統領や著名人の公式肖像画が多数収蔵されています。同じ建物内にアメリカンアート美術館も併設されています。

みどころは、45名の歴代大統領の肖像画とオバマ夫妻の肖像画です。

ジョージ・ワシントンからはじまります。

アート美術館の方はこんな感じ。

お土産として、ケネディ大統領のマグネットと歴代大統領に関する本を購入しました笑

大体1時間くらいで駆け足で回りました!19時まで開いているので、ほかの美術館の閉館後に見に行けます!

Smithsonian’s National Air and Space Museum(④)

世界最大級の航空機と宇宙船のコレクションを誇る博物館です。

  • ライト兄弟の飛行機「ライトフライヤー号」(1903年)

ライト兄弟が開発した飛行機で、人類史上初めての「原動機付き航空機」として有名。

  • スピリット・オブ・セントルイス号(1927年)

史上初、ニューヨーク〜パリ間の大西洋無着陸単独横断飛行に成功した飛行機。航空史の大きな転換点となっています。

  • アポロ11号の司令船「コロンビア」

1969年、人類を初めて月に送り届けたアポロ11号の実物司令船。ニール・アームストロングらが乗ったカプセルを間近で見ることができます。

  • 月の石(Moon Rock)

アポロ計画で持ち帰られた月の石が展示されています。

人類の「空を飛びたい」という夢から宇宙開発まで、実物の機体や展示で体感できます!

National Museum of the American Indian(⑤)

入口はここから左に歩いたところにありますが、右に歩いたおかげで一周できました。笑

ネイティブアメリカンの歴史と文化を紹介するスミソニアン系列の博物館。

民族衣装、工芸品、音楽など、多様な先住民族の伝統を展示しています。

建物は自然を意識した独特の曲線デザインで、館内の庭園や水の流れも「自然との調和」をテーマに設計されています。

印象に残ったのは4階にあるアメリカ合衆国と先住民諸国(部族)との間で結ばれた条約 をテーマにした展示です。

条約は本来「国の最高法」として尊重されるべきものでしたが、実際には多くが破られ、先住民の土地や権利は奪われてきました。当時の条約原本や各部族の証言や視点を通じて、その約束がどのように結ばれ、どのように守られなかったのかを訴える展示です。

今日にまで続く先住民の主権や権利の問題を理解する手がかりになります。

https://americanindian.si.edu/explore/exhibitions/item?id=934

大体トータルで1時間ほど滞在しました。他の博物館・美術館と比較して、そこまで広くないので、1時間~1時間半程度で十分回ることができるかと思います。

この中にある先住民の料理を味わえるカフェが気になっていたのですが、時間帯的に食事をとるタイミングではなかったので諦めました…。

NYにもあるそうです!

同じエリア内にあるNational Museum of African American History and Cultureも行きたかったのですが、時間切れでいけず汗

こちらは有料だったので、事前にオンラインでチケットを購入することをおすすめします!

International Spy Museum(⑥)

世界中のスパイ活動と諜報の歴史をテーマにした体験型博物館です。

古代から現代までのスパイ活動の歴史や実際に使われたスパイ道具を間近で見ることができます。

館内を探索しながらスパイ任務をこなす感覚で楽しめるアトラクションもあるので、大人も子供も楽しめる博物館です。最後に変装後の写真を撮影できる場所があるのですが、そのできあがりがツボでした笑 ぜひ試してみてください!

ワシントン観光(博物館以外編)

White House(A)

エリアAにあります。

エリアA拡大図(再掲)

再掲

ホワイトハウスを間近でみることができました(柵の外から)

警備状況によって、どれだけ近づけるかが変わるみたいです。

ホワイトハウスの前のラファイエット広場にGeneral Andrew Jackson Statueがあります。

ニューオーリンズの戦いの英雄・第7代大統領ジャクソンを記念した騎馬像です。

近くにホワイトハウスビジターセンターもあり、詳細を学ぶことができます(ギフトショップもあり)

United States Capitol(B

エリアAにあります。

このときは襲撃後で修理をしていました(2025年8月現在はしていません)

議事堂内の見学ツアーもあります(予約要)

Washington Monument(C)

マップ内のCに位置します。

花火待機中

アメリカ初代大統領 ジョージ・ワシントン を讃えて建てられた、高さ約 169m の石造オベリスクです。独立記念日にDCを訪れると、この近くで花火が打ちあがります。

エレベーターで展望台まで上ることができ、360度のワシントンDC景観を楽しめます(私たちは登っていません)

Lincoln Memorial(D)

マップ内のDに位置します。

アメリカ第16代大統領 奴隷解放宣言を行い、アメリカの人種平等の礎を作ったエイブラハム・リンカーン を讃えて建てられた記念堂です。

キング牧師がその前で演説(「I Have A Dream」の演説は有名ですね!)したことで、リンカーンの理念と公民権運動の理想が歴史的につながった象徴的な場になっています。

この演説を中学校で覚えさせられたのを思い出しました笑

FBI本部(E)

アメリカ合衆国連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation)の本部で、マップ内のEに位置します。

建物内の見学ツアーなどはなく、外観見学のみとなります。

Georgetown

マップでいうとBエリアに当たります。

中心地からのアクセスはバス・自転車で可能です。私たちの場合は、行き自転車、帰りバスにしました!

NYでいうSohoのようなおしゃれなお店が集まった街です。中心街をショッピングするのも一つの過ごし方です。

他のスポットとしては、

  • Historic C&O Canal

19世紀に建設された運河沿いの遊歩道。この運河はかつては石炭や穀物などの輸送路として利用されていました。

  • Georgetown Waterfront Park
  • The Stone House

アメリカで最も古い建物のひとつとして知られていて、18世紀後半に建てられた石造りの建物です。

また、Martin’s Tavernというレストランは歴代大統領が訪問したレストランとして有名です。

こちらの記事で実際に行った様子をお話しています。

昼食・夕食含めて6時間ほど滞在しました。ショッピングを楽しみたい・網羅したいという方以外は、半日くらいで十分かなと思います!

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